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ポインセチアの花言葉|色別の意味とクリスマスの花になった由来

クリスマスシーズンに街を彩るポインセチアは、赤と緑のコントラストが美しい冬の定番植物です。花屋やショッピングモールに並ぶ鮮やかな赤いポインセチアは、クリスマスの雰囲気を一気に盛り上げてくれます。しかし、なぜポインセチアがクリスマスの花になったのかご存じでしょうか?

この記事では、ポインセチアの花言葉を色別に解説。クリスマスの花として選ばれた歴史的な理由から、怖い花言葉の有無、美しく育てるコツまで詳しくお伝えします。

目次

ポインセチア全般の花言葉一覧

  • 祝福する
  • 聖夜
  • 幸運を祈る
  • 私の心は燃えている
  • 清純

ポインセチアの花言葉は「祝福する」「聖夜」「幸運を祈る」「私の心は燃えている」「清純」です。英語では「purity(清純)」「be of good cheer(元気を出して)」「success(成功)」があります。クリスマスにぴったりの祝福の花言葉が並んでいます。「私の心は燃えている」は鮮やかな赤い苞(ほう)の色に由来し、「清純」はメキシコでは赤が清らかさを表す色とされていることに由来しています。

ポインセチアの花言葉の由来とエピソード

ポインセチアがクリスマスの花となった背景には、メキシコのキリスト教の歴史が関わっています。17世紀にメキシコに入植したフランシスコ会の修道士たちは、クリスマスの時期に赤く色づくポインセチアを「ノーチェ・ブエナ(聖夜の花)」と呼び、キリスト降誕の祝祭に使いました。赤い色はキリストが流した血を、緑の葉は永遠の命を、白い樹液は純潔を表すとされ、クリスマスカラーの象徴となったのです。

ポインセチアの英名は、1825年にメキシコ駐在のアメリカ初代大使ジョエル・ロバーツ・ポインセット(Joel Roberts Poinsett)がこの花をアメリカに紹介したことに由来しています。ポインセットはアマチュア植物学者でもあり、メキシコで見つけた美しい赤い植物をアメリカの植物園に送りました。12月12日は「ポインセチアの日」としてアメリカで記念されています。

実はポインセチアの赤い部分は花びらではなく、苞(ほう)と呼ばれる葉が変形したものです。本当の花は苞の中央にある小さな黄色い粒状の部分です。苞が赤く色づくのは短日処理(日照時間を短くする)によるもので、自然環境では日が短くなる秋以降に色づきます。園芸店でクリスマスに赤いポインセチアが並ぶのは、生産者が短日処理を施して開花時期を調整しているためです。

ポインセチアの色別花言葉

赤いポインセチア

「祝福する」「聖夜」「私の心は燃えている」「幸運を祈る」

最も定番の赤いポインセチアにはクリスマスにぴったりの祝福の花言葉があります。クリスマスギフトの定番として、鉢植えが多くの家庭に飾られます。

白いポインセチア

「あなたの祝福を祈る」「慕われる人」

白いポインセチアは清楚で上品な印象で、赤とは異なる洗練された美しさがあります。モダンなインテリアにもよく馴染みます。

ピンクのポインセチア(プリンセチア)

「思いやり」「純潔」

サントリーフラワーズが開発した「プリンセチア」はピンク系の品種で、「思いやり」というやさしい花言葉が付けられています。プリンセチアの売上の一部はピンクリボン運動に寄付されています。

ポインセチアに怖い花言葉はある?

ポインセチアの花言葉に怖い意味はありません。「祝福する」「聖夜」「幸運を祈る」「清純」と、クリスマスの贈り物にふさわしい祝福の意味ばかりです。

ただし、ポインセチアの赤い色にまつわる言い伝えには少し怖い側面もあります。アステカ文明では赤は生け贄の血の色とされ、ポインセチアは神に捧げる儀式に飾られたと伝えられています。またキリスト教ではキリストが流した血の象徴ともされています。しかし花言葉自体には怖い意味はなく、むしろ愛と祝福を表す花として世界中で親しまれていますのでご安心ください。

ポインセチアの基本情報

項目内容
和名猩々木(ショウジョウボク)
英名Poinsettia
学名Euphorbia pulcherrima
科・属トウダイグサ科トウダイグサ属
原産地メキシコ
開花時期11〜2月
花色赤、白、ピンク、クリーム、複色など
誕生花12月9日、12月22日、12月25日など

ポインセチアはトウダイグサ科の常緑低木で、原産地のメキシコでは高さ3〜5mにもなる大きな木です。寒さに弱く、日本では室内での管理が基本となります。最低気温10度以上を保つことが大切で、エアコンの風が直接当たる場所や窓際の冷気が当たる場所は避けましょう。水やりは土が乾いたらたっぷり与えますが、過湿には注意が必要です。翌年も赤く色づかせるには、9月頃から毎日17時〜翌朝8時まで段ボールで覆って光を遮る「短日処理」を約2ヶ月間続けます。

ポインセチアの品種は近年非常に多様化しています。定番の赤に加え、白、ピンク、クリーム、マーブル(赤と白の混色)、グリッター(ラメがかかったもの)など、バリエーションが豊富になりました。サントリーフラワーズが開発した「プリンセチア」はピンク系の品種で、コンパクトな樹形と鮮やかなピンク色が特徴です。プリンセチアの売上の一部はピンクリボン運動(乳がん啓発活動)に寄付されるため、社会貢献にもつながるクリスマスギフトとして注目されています。

ポインセチアは寒さに弱い熱帯植物で、日本の冬は室内管理が基本です。最低気温10度以上を保ち、日中は日当たりの良い窓辺に置きましょう。ただし夜間は窓際の冷気で葉が傷むことがあるため、夜は部屋の中央に移動させるのがコツです。エアコンの風が直接当たると葉が乾燥して落ちやすくなるため注意が必要です。水やりは土の表面が乾いたらたっぷり与え、受け皿に溜まった水は必ず捨てましょう。翌年もきれいに赤く色づかせるには、9月頃から毎日夕方5時から翌朝8時まで段ボールなどで光を完全に遮る「短日処理」を約2ヶ月間続けます。手間はかかりますが、自分で色づかせたポインセチアは格別の喜びがあります。

ポインセチアは世界で年間約7億鉢が生産されており、クリスマスシーズンの鉢花として圧倒的なシェアを持っています。アメリカだけでも年間約2億5,000万ドルの市場規模があり、クリスマスの経済効果に大きく貢献しています。日本での生産量は年間約500万鉢で、主な産地は愛知県、福岡県、静岡県などです。ポインセチアの茎から出る白い樹液にはラテックス(天然ゴムの成分)が含まれており、肌に触れるとかぶれることがあるため、剪定時にはゴム手袋の着用が推奨されています。一般的な品種には強い毒性はありませんが、ペットが食べると胃腸障害を起こす可能性があるため注意が必要です。

クリスマスにポインセチアを飾る際は、暖かい室内の明るい場所に置くのがベストです。玄関先など寒い場所に置くと急激に弱るため注意しましょう。水やりは土の表面が乾いてから行い、受け皿に水を溜めないようにします。

まとめ

ポインセチアの花言葉は「祝福する」「聖夜」「幸運を祈る」「私の心は燃えている」「清純」で、クリスマスの贈り物にぴったりの祝福の意味が込められています。怖い花言葉は一切ありません。色別では白の「慕われる人」、ピンクの「思いやり」も素敵な花言葉です。

17世紀のメキシコの修道士たちがクリスマスの祝祭に用いたことから始まったポインセチアとクリスマスの物語は、400年以上の歴史を持っています。今年のクリスマスには、花言葉「祝福する」を添えたポインセチアで、大切な方に幸運と温もりを届けてみてはいかがでしょうか。

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